成功する人と失敗する人間にある5つの違い https://forbesjapan.com/articles/detail/22674  
#スマートニュース

成功する人と失敗する人間にある5つの違い


成功する人は、目標に向かって突き進み、計算の上でリスクを冒すことで、頂点に立つ。だが、成功する人とそうでない人との違いは何なんのか考えたことはあるだろうか?

起業家のジム・ローンいわく、その答えはとてもシンプルだ。「成功する人は、成功しない人がやりたがらないことを実行する。仕事がもっと楽だったらと願うのでなく、自分がもっとデキる人だったらと願う」

耳の痛い話だが、彼の言うことは正しい。成功が偶然の産物でないことは、誰もが知っている。成功する人は改善の機会に常にオープンであるため、新しい情報が集まるのだろう。

自分がやや行き詰まっていると感じたり、より良いリーダーになる方法を知りたいと思ってたりするなら、成功者が実践する以下の5つの習慣を試してみよう。

1. 最後までやり抜く

現実は厳しい。素晴らしいアイデアを思いついたり、悪気のない大きな約束をしたりすることなら、誰にでもできる。成功する人が他と違うのは、何かを完遂することにコミットしている点だ。成功は1%のひらめきと99%の実践だとも言われている。

ビジネスの世界では、自分の次の一手は秘密にしておくことが最善だと考えがちだ。だが、次の戦略を試してみてほしい。自分の計画を身近な人や親友と共有し、自分がその言葉に責任を持たざるを得ないように仕向ける。成功への道は努力によって踏み固められるもので、ただ計画するだけではゴールに到達できないのだ。

2. 鍛錬あるのみ

成功できない人は、継続的な鍛錬の価値を重視していない。こうした人たちは、成功者の多くは“できた”と思う時でさえ常に自分のやり方を微調整するということを理解していないのだ。成功する人は、ふんぞり返って「仕事はもう終わりだ」と喜ぶことはない。真の成功者は、仕事には終わりがないことを理解しているからだ。

仕事に熟達するには、一生かけて精魂を注ぎ、努力する必要がある。休む間もなく働けという意味ではなく、頂点に達することなど誰にもできないことを理解するという意味だ。脳外科医だろうが、なんでもこなせる人だろうが、鍛錬を怠ることはできない。常に改善の余地はある。

3. 難しい会話に挑む

上司に昇給を求める。同僚との間に境界線を設ける。誰かに率直なフィードバックを与える──こういった難しい会話には、そのトピックにかかわらず、挑む価値がある。自分が到達したい場所へ通じる道が開けるだけでなく、自分をリーダーとして成長させてくれるチャレンジでもある。

成功したリーダーは、気まずいからという理由だけで難しい会話を避けたりしない。安心できる領域の外側でこそ素晴らしい事が起きることを心得ているため、こうした会話に積極的に挑む。難しい会話をひとつこなした先に、自分の目標があると思おう。

では、難しい会話に身を投じるにはどうすればいいのか? まず、そうした状況で感じる居心地の悪さに慣れること。自分と異なる意見を持つ人たちとの会話に参加し、自分にそれまでなかったマインドセットを育てる。すると、難しい会話は、単に目標へ向けて越えるべきハードルの一つにすぎなくなるはずだ。

4. 自分の脳を養う

絶え間ない学びは、譲れない必須事項だ。成功する人は、自分が生涯にわたり学生であることを自覚し、学びを止めない。さらに、お腹を満たすのと同じ頻度で脳を養うことの必要性を理解している。

正式な教育を通じた学習でも、会議やイベントへの参加でも、学びの機会を常に持つことができる。自己啓発本を読んだり、新たなスキルを習得したり、新しい言語を学ぶことなどは全て、脳を活性化させ続けるための素晴らしい方法だ。

最近新しいことを学んでいないようであれば、自分の知識のために投資をしよう。自分が何に好奇心があるかを考え、興味を引かれるものについて調べること。

5. 「自分がしたがらないもの」を自問する

自分に不足していることを認識すること。自分の足を引っ張っているものを特定できれば、それを変えることを決意できる。

成功を妨げるようなネガティブな考え方をしてはいないか? 生産性を下げている癖があるかも? あるいは、心配が先に立ってしまっているのか?

どんな原因であれ、それを特定したら解決に取り組むこと。自分の成功を妨げるものを避ける方法はもう分かっているはずだ。