気になる話 東岡忠良

正直、ジャンルは決めていません。しいて言えば「自分自身の興味があるものごと」でしょうか。魚釣りから、昭和のもの。鉄道に小説や漫画。気になったものから、順番に掲載できたらいいな、と考えています。何とか続けていけるよう、頑張りたいですね。

2020年07月

"【歌詞付き★oldイズミヤsong ③「明日へ吹く風」(別名:さあ歩きだそう)を歌おう】詳しくは、下記のコメント欄をお読みください〜♪" を YouTube で見る https://youtu.be/M-G4_8W_Qes 

"【歌詞付き★oldイズミヤsong ④「いっぱいイズミヤ」(別名:お散歩気分で)を歌おう】詳しくは、下記のコメント欄をお読みください〜♪" を YouTube で見る https://youtu.be/pgcO2mrGebg

"【歌詞付き★イズミヤsong ⑤「しあわせくるくる」(別名:しあわせの風車)を歌おう】詳しくは、下記のコメント欄をお読みください♪" を YouTube で見る https://youtu.be/uvif0j4yck4

#対馬丸~さようなら沖縄~ ぜひ放送して欲しい! 
なぜかDVDになっていない作品なんです。 
ビデオはあるようですが。  
正直、私は他人事とは思えないのです……。 

私の祖父母は戦争末期に台湾にいました。 
「アメリカ軍がやって来て、日本人を皆殺しにする!」
と言うウワサで持ちきりでした。 
やっと引き揚げ船が台湾に着いて、高い階級の祖父は台湾に残る事になりました。 
しかし祖母と私の父ら子供達は、日本へ帰ることに。 
軍人の家族は一言言えば優先的に船へ乗れました。 
ですが、
「それは国民に申し訳ない。だから絶対に軍人の家族だとは言わないように」 
と強く祖父に言われたそうです。 
そして祖母が子供達を連れて港へ行くと、長蛇の列で人々が乗り込んでいました。 
その中には軍人の家族はもちろん、中には民間人なのに「軍人の家族だ」とウソをついて乗り込む者もいました。

そして祖母らの2つ手前で乗船出来なくなりました。 
水兵が、 
「軍関係の方はいますか?」 

と声をかけると、祖母らの後ろの家族が手を上げて乗せてもらうことに。 
「もう軍関係の方はいませんか?」 
祖母は何度も手を上げようかと思ったのですが、祖父との約束でとうとう上げず、泣きながら船を見送り、住む家も台湾の人にあげてしまったので、とぼとぼと元自宅だった家に戻りました。 
でも祖父母は台湾の人達をとても仲良くしていたので、温かく迎えてくれ、次の船が来るまで寝食に困らなかったそうです。 
なかには台湾の人達へ横暴な態度を取っていた人達は乞食同然だったそうです。 
祖父は、祖母と子供達と再開し、 
「自分も覚悟を決めるから、君も覚悟を決めなさい」 
と言われたそうです。 
しかし祖母が乗れなかった引き揚げ船は、アメリカ軍に撃沈され、ほとんど生存者はいなかったそうです。 
そしてアメリカ軍が来る間一髪にやって来た引き揚げ船に、祖母と子供達は乗れて、無事に本土へ帰る事が出来ました。 
戦後、祖父も無事に帰ってきたのですが、戦犯として逮捕される事になります。
それはまた次に機会があれば書きたいと思います。  

もし、撃沈された船に祖母らが乗っていたら! 
私はこの世に居ません。 
そう思うと、このアニメは他人事ではないのです! 
長々と書きました。
ありがとうございました。 
よかったら、祖母から聞いたこの戦争体験を、拡散してくれたら嬉しいです!  

ドキュメンタリーアニメーション 対馬丸 さようなら沖縄 1982年 https://youtu.be/VNmaV7tiDvM

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