気になる話 東岡忠良

正直、ジャンルは決めていません。しいて言えば「自分自身の興味があるものごと」でしょうか。魚釣りから、昭和のもの。鉄道に小説や漫画。気になったものから、順番に掲載できたらいいな、と考えています。何とか続けていけるよう、頑張りたいですね。

2016年05月


正しい言葉遣い 「とんでもございません」どこが間違い?
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正しい言葉遣い 「とんでもございません」どこが間違い?



 丁寧に話しているつもりが、かえって無礼。言葉の選び方ひとつで、知らないうちに恥をかいていたかもしれない。そこで、言葉の作法について、著書に『美しい日本語の作法』(小学館)などがある小笠原流礼法宗家の小笠原敬承斎さんに解説してもらった。

 以下の言葉遣い、どこが間違っているかわかりますか?

相手「お待たせしてしまい、申し訳ありません」

自分「とんでもございません。お会いできて光栄です」

→正解は、「とんでもないことでございます」

「とんでもない」は、「と(途)でもない」が変化した言葉で、「思いもかけない」、「滅相もない」という意味。正しくは「思いもかけないことです」となるため、「とんでもございません」は、好ましくない。

相手「頼まれていたものを用意しておきました」

自分「ありがとうございました。助かりました」

→正解は、「ありがとう存じます」

 今、目の前で用意してくださったことにお礼の気持ちを伝えているので、「ありがとうございました」と過去形にしてしまうのは望ましくない。「より感謝の気持ちを伝えるなら“存じます”に言い替えると、さらに丁寧になります」(小笠原さん)。

相手「このお菓子をひとついただけますか」

自分「こちらのほうでよろしかったですか?」

→正解は、「こちらでよろしいですか?」

 よくお店で耳にする言葉だが、指し示すお菓子はひとつしかないのに「~のほう」と言うのは間違い。また、目の前で話しているにもかかわらず、「よろしかったでしょうか」と、過去形になるのもおかしな使い方だ。

※女性セブン2016年5月12・19日号





■1:ケチャップ
■2:パスタ
■3:パン
■4:フルーツジュース
■5:ダイエットソーダ



えっ…ケチャップが?「健康に悪い」イメージが希薄な気を付けるべき食品5つ
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えっ…ケチャップが?「健康に悪い」イメージが希薄な気を付けるべき食品5つ



近年では食品の偽装や賞味期限の問題、農薬や添加物などの問題が頻発したことにより、“食への安心安全の意識”が非常に高まっていますよね。

特に、お子さんのいる家庭では食品に気を遣うことも多いのではないでしょうか?

しかし、そうした食べ物に気を配っている人達が、健康に良いはずと思って食べているものが、実は勘違いだった、というものもあるそうなんです。

そこで今回は『WooRis』の過去記事や海外の情報サイト『the Asian parent』などの記事を参考に、全く疑いなく“健康にいい”と思っているけれど、実は気を付けたほうがいい食品を5つ紹介します。

もしかしたら、みなさんの中にも知らずに食べている人がいるかもしれません。さっそくチェックしてみましょう。



■1:ケチャップ

ケチャップはトマトから作られていますから、基本的には体に良い食べ物であると思いがちですよね? しかし、実はそうとも言い切れないのです。

というのは、まずケチャップには酸化防止剤や保存料が含まれています。これは、もちろんケチャップに限ったことではないのですが、さらにケチャップには思っている以上に多くの砂糖や塩も含まれているのです!

また、強い抗酸化力を持つといわれるリコピンの量が本物のトマトより減ってしまうのも、“体に良い”とは言い切れない理由です。



■2:パスタ

家庭でも外食でも、食べる機会が多い人気メニューのパスタ。そしてパスタはどちらかというと体に良いと思っている人が多いのではないでしょうか? 少なくとも体に害があると思っている人はいないでしょう。

パスタの原料は言わずと知れた小麦です。この小麦、もちろんそれ自体が健康に良くない、ということはないのですが、少し気をつけたいことがあります。

市販されている大多数のパスタは、基本的には精製された小麦を使って作られたものです。これらは本来、小麦が持っている栄養分が極端に減ってしまっています。またグルテンが含まれていることも多いでしょう。

また、海外の小麦粉を使用した製品の場合、“ポストハーベスト”と言って収穫後の輸送時に虫がつかないようにするための、いわば殺虫剤の役割を果たす農薬を使用するため、輸送時の問題もあります。

こうした小麦を使って作られているパスタも多く存在します。ですから、やみくもに全てのパスタが体に良い、というわけではないのです。どんな小麦粉を使用して作られたパスタなのか、しっかりチェックしてから食べるようにした方が良いかもしれません。

■3:パン

パンもパスタと同じ理由で、全てが“安心安全で健康にもいい”というわけではないのです。

例えば、海外では外食時、料理の付け合わせとして出るパンの種類を“ホワイト”と“ブラウン”で選べることがあります。

ブラウンとは、小麦で言えば、いわゆる全粒粉で作ったパン、それ以外にもライ麦を使ったり、雑穀などを混ぜたりして作っているパンなので見た目の色が茶色になります。なので、“ブラウン”となるわけです。

一般的に、このブラウンは栄養価が高いとされています。

逆に精製された小麦のみで作ったパンは見た目はキレイな白になるので、“ホワイト”となるわけですが、このホワイトにはあまり小麦の栄養は含まれていないといいます。というのは小麦を精製した時に本来小麦に含まれている、ほとんどの栄養分がなくなってしまうのです。

そしてこのホワイトが、一般的に売られているパンになります。

ちょうど白米と玄米の違い、と言うと日本人にとっては分かりやすいかもしれません。お米でも、白米にするために精米してしまう部分に、大部分の栄養が含まれているのです。ですから、白米にはあまり栄養がないと言われています。

決してパン自体が悪い、というわけではありません。そのパンが、どんな小麦で出来ているのか? ここをしっかりとチェックしましょう。



■4:フルーツジュース

“フルーツ”という言葉がつくと、思わず無条件に健康に良い、と思ってしまうことはありませんか? 実はここに落とし穴があります!

100%ではないフルーツジュースの場合、砂糖や人工甘味料が加えられていることが多いのです。また、その量もかなり多いようです。

もしフルーツの代わりにフルーツジュースを飲むのなら、フルーツを絞った100%ジュースにしましょう。なんでもかんでも“フルーツ”がつけば健康に良い、というわけではないのです。



■5:ダイエットソーダ

ここでいうダイエットソーダとは、“ダイエットをうたった炭酸飲料”のことです。一見、健康によさそうに見えるこれらの飲み物は、どうして健康に良くないのでしょうか?

ある調査によると、ダイエット飲料は実は食欲を刺激する効果があるようで、せっかく普通の炭酸飲料をやめてダイエット系の飲料にすることで摂取カロリーを減らしても、それを帳消しにしてしまうほど食欲を刺激するというのです。

また、ある調査では発がん性物質であるとされる人工甘味料のアスパルテームが使用されていることが多いのも、健康を害するとされる理由の一つです。



以上、全く疑いなく“健康に良い”と思っているけれど実は気を付けたほうがいい食品についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか? 普段から、健康にいいと思って口にしている食べ物もあったのではないでしょうか。

食の安心安全への注目が高まっている現在ですが、まだまだ知られていないことも多いようです。特にお子さんがいる家庭では、しっかりとチェックしておいた方がいいかもしれません。

(ライター 吉田和充)









もらえる年金を4割増やす方法
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もらえる年金を4割増やす方法



 日本の公的年金制度は一般に言われているほど頼りない制度ではないです。特にサラリーマンであれば、基礎年金に加えて厚生年金がありますから老後の生活を支える柱の一つになることは間違いありません。

 ただ、労働人口が減る上に長寿化が進むことによって公的年金のサイズ全体が縮小することは避けられません。保険料を払う人が減るのに対してもらう人は増えていくのですからこれは、ある程度やむを得ないと言っていいでしょう。

年金は早く受け取らない方がいい!?

 このため、公的年金の制度は20年前から様々な対策を講じてきていますが、その中の一つに年金の支給開始年齢を遅らせるという対策があります。それまで年金を受け取れるのは60歳からでしたが、序々にそれを伸ばし、既に年金を受給している人を除けば、ほとんどの人にとって年金を受け取ることができる年齢は65歳からになりました。

ところが公的年金には繰り上げ支給という制度があって、60歳からでも年金を受け取ることはできるのです。ただし、もし年金を繰り上げて支給を受けてしまうと、通常の受け取り開始年齢の場合よりも受給金額が少なくなってしまいます。

 どれぐらい少なくなるかというと、1カ月早めるごとに0.5%ずつ少なくなりますので、仮に5年早めて60歳から受け取り始めると、0.5%×12カ月×5年=30%、すなわち3割も年金受給額が減ります。さらに早めに一旦受け取ってしまうと、この減額された金額は生涯にわたって続くのです。

 それでも早く受け取った方が得じゃないのか? という意見もあります。大体、損得の分かれ目になるのは76歳ぐらいと言われていますから、それ以上長生きすれば通常の受給が得、それより早く亡くなれば繰り上げ支給を受けた方が得、ということになります。でも死んでしまえば得も損もありません。

 そもそも年金というのは長生きした結果、お金が無くなってしまうというリスクに備えるための保険です。だから公的年金は終身(死ぬまでもらえる)なのです。だとすれば、損得で考えるのはあまり意味がないわけで、あくまでも長生きするというリスクに備えるものであると考えておくべきです。よく金融機関が「年金なんてもらえるうちにもらっちゃった方がいいですよ」と言って繰り上げ受給を勧めることがあると聞きますが、おそらくそれは年金の受け取り口座を自行に作ってもらいたいがためのセールストークだと考えたほうがいいでしょう。

年金受け取りの裏ワザ

 したがって公的年金制度の本来的な役割を考えた場合、私は我慢して繰り上げ支給をしない方がよいと思います。でもさらにもう一歩進めて逆の発想を考えてみましょう。本来なら65歳から受け取れる年金をあえて受け取らずに支給を遅らすことができます。この場合は、繰り上げ支給とは逆にもらえる年金額は増えます。

 どれぐらい増えるかというと、先ほどの繰り上げ支給とは逆にもらい始めるのを1カ月遅らせるごとに0.7%ずつ増えていきます。仮に70歳まで5年間受取り開始を遅らせると、0.7%×12カ月×5年=42%、何と受け取る年金額が4割以上も増えることになります。

 例えば年間の公的年金受け取り額が通常の受給で200万円ぐらいであれば年間84万円増えることになるわけです。これは年利8%で5年間運用した場合以上の金額となります。しかも価格変動リスクはないわけですから、これ以上ない有利な資産運用法と言っていいでしょう。60歳で受け取る場合は3割減って7割しかもらえないのに対して70歳まで10年間我慢すれば何ともらえる金額は倍も違ってくるのです。

 もちろんその場合、公的年金は70歳まで受け取ることができないわけですから65歳から70歳までの5年間の生活費はほかで準備をしておくか、あるいは70歳まで働いて収入を得るといったことが必要になります。実際に65~69歳で働いている人の割合は内閣府の調査によれば男性で49.0%だそうですから2人に1人はほぼ70歳近くまで働いているということです(平成26年版高齢社会白書)。

 60歳までにお金を蓄え、さらに無理しない範囲内で70歳まで働いてそれからゆったりと年金を多めにもらうというのも一つのアイデアと言えるでしょう。今から老後不安に備えるための方法の一つです。

 さらに夫婦であればこういう方法も可能です。ご主人の年金は65歳から受け取り、奥様の年金を70歳に繰り下げます。女性の方が平均寿命は9年ぐらい長いわけですから多くの場合、奥様が一人で暮らす期間が生まれてきます。したがって、夫婦で生活するのは旦那さんの年金を使い、奥様の年金は受け取りを遅らせることで多めにもらうということも可能になります。特に奥様が働いている場合は厚生年金に加入していますからこの方法は大いに有効です。

 現行の制度をうまく活用することで年金額を多く受け取る方法、一度検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

(経済コラムニスト・大江英樹)








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